蜜蜂と遠雷
おはようございます。
一昨日、読み終わった小説が素晴らしかったのでご紹介です。
ピアノコンクールに出場する若者たちが、本選へ進むまでに成長していく物語。
クラシックが身近ではない私でも、恩田さんの紡ぎだすことばを追いながらそこには瑞々しい音楽があり、音の響きの中にいるような、不思議な体験でした。
話題作で読みたいと思いつつ、最初にいざ本を手にすると、その厚みや文字の細かさにちょっと怯みました。
でも、そんなことは杞憂。
読み始めると、ページを早く捲りたくて、もっと先にすすみたくてたまりませんでした。
やっぱり読書は楽しい!
美しい音楽やひたむきな登場人物な姿に心揺さぶられて、幾度となく涙を流しました。
読書の秋におすすめの1冊です。
今日もいい日になりますように。